Kickstarterに登場した超接写のカメラレンズLaowaが1億円達成間近!

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一眼レフユーザーならカメラレンズを切り替えて写真を撮る醍醐味をご存じかと思います。今回Kickstarterに登場したのは超ロングなレンズでミクロの世界を撮影可能にする1品です。

独特な形状が生み出す美の境地

Laowaと名付けられたレンズ、見た目もまるでライフル銃の様に非常に変わった形をしています。普通のカメラバッグには入らなそうな奇妙な形です。

スペックは24mmf/14とこれだけ見ると絞り値の大きめなレンズです。焦点距離も短くかなりの広角レンズです。このLaowaレンズ、なんと被写体から2cmの距離で焦点を合わせるように設計されているということですから、どれだけ接写用途に振り切ったレンズかおわかりいただけるでしょう。

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実際の作例では昆虫の眼前にまで寄ってピシッとフォーカスの効いた写真を撮影しています。

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撮影風景を見ても文字通り巣穴にレンズを突っ込んでいるという表現が正しいくらい近づいています。普通は望遠レンズで撮影しますが、レンズの先を照らしつつ撮影するというのは難しいです。

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これもしおりに挟まれたスキマからページの奥まで撮影するというSF映画のような作例となっています。こういうミクロの世界を撮影したいという人にはLaowaは凄く魅力の有るレンズと言えるでしょう。

ちなみにどのカメラに対応するのか、という話ですがCanonのEFマウント、ニコンのFマウント、ソニーのEマウント、ペンタックスのKマウントに純正対応しています。

ただし価格は15万円と凄く高い・・・

このLaowaですがアーリーバード割引は12万円くらいから入手可能だったのですがことごとく品切れになってしまい、今では約15万円の購入枠しか残っていません。それもあとわずかで、文字通り完売御礼寸前となっています。

Kickstarterを通じて集めたお金は既に9000万円を飛び越え、1億円の大台に達する寸前です。単価が高いと言うことも有りますが、カメラレンズとしては異例のヒット商品となりました。