卓上のホログラムディスプレイ、The Looking Glassが凄い!
今回のKickstarterのProject We Loveから、卓上サイズのホログラムディスプレイ、The Looking Glassの紹介です。
ゴーグル不要のホログラム体験
The Looking Glassは幅37cm、高さ25cmの卓上サイズのホログラムディスプレイです。スタンドに厚めのガラスを貼り付けた様な形状で、その中にアニメーションや画像を投影することが出来ます。ゴーグルは不要で、頭を動かせばそのままCGの細部を確認することが可能です。
個人が趣味で使うことももちろんですが、メーカーサイドでは3Dクリエイターがリアルタイムにデザインを確認する業務用途として推奨しています。対応ソフトもMayaやBlender、Z-Brush、AutoCADなど様々な作業環境に適応する様に設計されています。
机の上にはちょっと大きいかも…という人向けには1サイズ小さい幅20cm、高さ15cmのスモールサイズも用意されているのでご安心を。
ただしThe Looking Glassは多少のPCスペックが必要です。具体的には下記の物になります。
・i5相当のCPU
・GTX1060以上のグラフィックボード(2560×1600以上の解像度をサポートする必要有り)
・4GB以上のメモリー
・128GB以上のHDD
3DCGの制作に使っているPCならそれほど問題無くクリアできそうなレベルですが、グラフィックボード周りがちょっと注意が必要かもしれません。
操作方法はPCの他、任天堂のSwitchやマイクロソフトのキネクトなど、ゲームのデバイスを応用することも出来ます。
注文数に応じてリワードは10種類以上
必要な個数、サイズでリワードは10種類以上存在します。Kickstarterはリワード購入時個数の指定が出来ない(この価格のリワードを2つ下さい、みたいな買い方ができない)ので、リワードが多くなりがちになります。
価格はスモールサイズが約4万円、ラージサイズが約20万円で、特にラージサイズは単価が高めになっています。サイズも結構違うのですが、個人が作業用に使うなら、スモールでも良いかも知れませんね。
価格は高価ですが、それでも複数のVRゴーグルを揃えることに比べると安価で、教育現場など複数の人が同時に利用するようなシチュエーションではそのメリットをより活用できそうです。