国内と海外のクラウドファンディングサイトってどっちがおすすめなの?

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クラウドファンディングを行う際、キャンペーンを投稿するサイトは複数の選択肢が存在します。大きく分けると国内と海外に2種類有り、迷う方も多いのではないでしょうか?

そこで過去の経験も交え、国内外の違いを紹介したいと思います。

国内クラウドファンディングサイト

・全部日本語でOK
・ジャンル毎の使い分けが出来る

・ローカルネタでは海外に勝るパフォーマンスも

国内クラウドファンディングサイトは複数有り、どこもそれぞれ特色が有りますがほとんどの方はCAMPFIREかMakuake、あるい社会派の企画ならReadyforという選択肢が有りますね。

まず国内クラウドファンディングサイトの場合、全て日本語で通じるというのがものすごいアドバンテージです。クラウドファンディングを運営しているとユーザーとのコミュニケーションは必要不可欠。つまり、英語で外国の方とやり取りする機会がどうしても出てきます。

それを考えると相手も日本人で、日本語が出来れば間違いなく意思疎通も出来て、キャンペーン中の管理も楽な国内クラウドファンディングサイトの存在は非常に有り難いです。
特にコミュニケーションコストを多くは負担できない個人ユーザーには役に立ちます。

またローカル色の強いネタなら国内クラウドファンディングサイトの強みを活かして多額の資金調達も可能です。
例えばアニメなど海外より国内で人気が出やすいジャンルでは海外のクラウドファンディングサイトに負けないパフォーマンスを発揮します。そういう意味ではローカル色が強いかどうかが国内外を分ける重要な要素となると言えます。

弱点としては、国内のクラウドファンディングは20~30%と全体的に手数料が高めの傾向に有ること。加えて調達資金の規模もKickstarterなどの海外勢に比べるとやはり見劣りしてしまいます。

それに資金を集めるには色んな意味で企画にわかりやすさが重視される傾向に有ります。既存のジャンルに対して「こういうのどうよ?」という感じで企画を出すのが具合が良く、完全な新製品というのはユーザーがイメージしづらく国内では注目を集めづらいです。

海外クラウドファンディングサイト

・動く資金がワールドクラス
・客層が広くニッチな企画でも資金が集まる

海外クラウドファンディングサイトの最有力候補というとKickstarterで間違いないでしょう。2017年から個人レベルでもキャンペーンを出しやすくなり、俄然選択肢に入るようになりました。Kickstarterも良いですが、より間口の広いindiegogoも悪く有りません。

またKickstarterは文字通り世界規模にユーザーが分散しているため、ニッチなジャンル、マイナーなジャンルでもある程度勝負できるのが魅力です。特に市場に類似製品の無い、文字通りアイディア勝負の企画の場合、Kickstarterの方が可能性に対して投資してもらいやすいというのが実感として有ります。

弱点としてはやはり言語の壁が大きいです。日本語でやり取りする機会がほとんどなく、公式に対してもあまり日本語では通じないです。基本的には英語回答がベターです。
また日本のユーザー以外もサポートしないといけないというのは資金調達後のリワードの発送など、大変な要素も多いです。集まる資金は多めですが、その分マネージングする要素も多いのが課題です。

これを書いている僕はKickstarter派