死ぬ気でProject We Loveを取りに行け

死ぬ気でProject We Loveを取りに行け

KickstarterのProject we loveに関して言及している記事が無いので、過去にKickstarterに出展した身としてこのProject we loveについて紹介したいと思います。

死ぬ気でProject we loveを取りに行け

2017年に国内からでもKickstarterに出展出来る様になったことで、今後は個人ユースでも利用が進むと思われます。その上で、このクラウドファンディングサイトを使う重要なポイントを紹介します。それは「運営のお気に入りであるProject We Love」を狙えということです。

Kickstarterにはキャンペーンが2種類有る

支援者側として利用しているだけだとあまり意識することは有りませんが、Kickstarterには明確に2種類のキャンペーンが存在します。それはProject we loveに入っているキャンペーンとそうでないキャンペーンです。

Project We LoveはKickstarterのスタッフが評価した、いわゆる運営公認のお気に入り案件を指します。該当するキャンペーンはページ内にマークが記載される為、非常に分かりやすいです。

サイト上で露出するのはまずProject we love

Kickstarter上でプロジェクトを見ていると、決まってタイトル画像の下にProject we loveのマークが付いていることに気づいたでしょうか?

トップページから貼られているリンクを辿ると「最近の注目」と「人気」はProject we loveで占められていることが分かります。唯一、ユーザー毎にキャンペーンを表示する「あなたにおすすめ」コーナーではそれ以外のキャンペーンも表示されます。

つまり多くの人の目に触れるトップページに表示させるならProject We Loveに入る必要が有ります。

Kickstarter上で集客するならProject We Loveは必須

特定のクラウドファンディングサイトにキャンペーンを立ち上げる際、そのサイトのユーザーにリーチしたいという考えは自然なものでしょう。しかし先に書いた通り、Project We Loveに入れなかったキャンペーンは、入れたキャンペーンに比べ露出の機会が少ないということになります。

これは例えば100万円を超えるような規模の案件で影響が特に顕著です。まとまったバッカー数を確保したいなら、Project We Loveに入ることは必須案件と言えます。

逆にごくごく少額を固定客から集めたいならそこまで重要ではありません。これは独自に集客を行えば十分達成可能だからです。

大手メーカーでもProject we loveに入れるわけでは無い。

さて、ここまででProject we loveに入ることがどれほど重要か分かって頂けたことでしょう。しかし問題はいかにしてこれに入るかです。

 

help.kickstarter.com

幸いKickstarterはProject we loveに選ばれるキャンペーンがどんな物かを説明しています。

それは「明確なストーリーを持っている」「徹底的な計画が為されている」「強固なコミュニティを形成している」などの要件に当て嵌まるキャンペーンと規定されています。

しかし実際は過去にキャンペーン歴の有る大手メーカーでもProject We Loveから外れることは珍しく有りません。資本力が有れば入れるというわけではないのです。また一般的に多額な資金を集めやすいガジェット系の案件でも外れることが有ります。

Project We Loveのニュースレターは受け取ろう

これは公式でも推奨されていますが、まずはKickstarterの発行するProject We Loveのニュースレターを受け取ることで、Kickstarterがどういうプロジェクトに注目するのかその傾向をつかみましょう。

そしてプロジェクトのサムネイルが注目を集める上で非常に重要であることに気がつくと思います。これは他のSNSにシェアした時もそうですが、基本的に目を引くアイディアというのはそれだけでポイントが高いです。